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受験(イングランドの高校受験)

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2011/ 02/ 18
                 
イングランドは、16歳で中学校を卒業すると2年間、高校(6thフォーム)に進学します。

イングランドの高校受験は日本と勝手が異なり戸惑う事ばかりです。

まず、最も異なると思った事は、入学試験の科目を受験者が選ぶ事です。
大抵3から4教科を選択しますが、全て自分の好きな科目を選ぶことができます。
これは高校進学後に選択する予定の科目である事が多く、つまり、自分が得意で
好きな科目、これから先も勉強を続けたいと考えている科目でもあります。
必修科目はありません。例えば、数学、化学、物理、生物という選択も可能ですし、
歴史、英語、フランス語、スペイン語と語学中心に選択することもできます。
芸術や音楽、スポーツが得意であれば、これらを選択することもできます。試験として
自分の作品を試験会場に持ち込んだり、パフォーマンスを披露することもあります。
国語である英語は必須じゃないの?と思っていたので驚きました。
また、全く異なる試験問題を解いた子供達をどのように採点しているのか不思議
でもありますが…こうした選抜過程を経て合格が決まります。

もう一つ合格判定に重要な役割を果たすのが、6月頃に実施される中学校卒業
資格試験の結果です。中学校最終学年には、学校でこの資格試験に向けた学習が
集中的に行われます。ですので、学校の勉強をしっかりする事がとても大切で、
日本のように塾等学校外で学ぶのは学校の勉強についていけない場合にすること
となります。イングランドも教育熱は年々高まっており、子供の成績は親の気に
なる所ですが、学業で心配な事がある場合の相談先はまず学校でした。

この他、願書は必ず生徒が自分で書く事と指定されていて、義務教育を終了して
勉強を続けると選択するのは自分の意思ですね!と確認されているようでした。
時々ただ書くべき事のみが箇条書きで指示されていて、所定の願書用紙がない
学校もあり、願書の体裁まで試されているかもしれず、慣れないことで結構
時間のかかる作業です。

また、願書と同時に出すパーソナルエッセイは自分のやって来た事を振り返る
良い機会になる他、将来の進路を考える等、あらためて自分を見つめなおす
貴重な機会になっていたようです。
限られた字数の中で、意外に多くの内容を書くように要求されていて、
言いたい事を上手にまとめるのはかなり頭の体操になったようです。

受験用の模試もなければ偏差値もなく、我が子の学力がいったいどの程度なのか
さっぱりわからない中、「合格圏内の学校は××」ですと教えてくれる人は誰も
いない。学校選択の裁量は全て親と本人に。
学校の先生は本人に合う学校、本人が希望する学校に行けるよう全面的に応援する
としか言わず、とにかく受けてみない事にはわからないと、ただいま暗中模索の
受験まっただ中です。

K. M(イングランド)