2015/08/04

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思い出のフライト

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2015/ 08/ 04
                 
海外赴任経験者として我が家も例に漏れず、
飛行機に乗った回数は何十回だか数え切れません。
夫婦二人だけだったのは数回のみで、
そのあとは生後数か月の息子を連れての赴任から始まり、
歩き始めの一番厄介な時期、
寝入ってしまった状態で抱っこするには重すぎる中途半端な幼児期などなど・・
2度の赴任がどちらもヨーロッパだったため、
片道12時間ほどのフライトは子連れには時に過酷なものでしたが、
今となれば、あんな限られた空間の中でいろいろなことがあったなぁ、と懐かしいばかりです。

考えてみれば、一人で長時間乗ったことがないので、
私の飛行機の中での過ごし方は「子ども次第」だったかもしれません。
彼らがまだ一人でトイレにも行かれない頃は、
機内食一つにも手がかかり12時間のフライトがあっという間でした。
その後大きくなってからは、
離陸後すぐ勝手にスクリーン操作を始める彼らにつられて、
私も映画を観ることが多くなりました。
2本ほど観て疲れると寝る、というのがちょうどよいパターンでした。

機内の映画で忘れられないのは、
ロンドンからの初めての母子一時帰国の時。
私も子どもたちもとても楽しみにしていたのに、
出発前日に6歳だった下の子が熱を出しました。
薬は手にいれたものの、
高熱の状態で長時間のフライトは果たして大丈夫なのか・・
お医者様も返答に困っていましたが、
何かあっても自己責任なのは明白でした。

でも、本人は「どうしても行きたい!」し、
弟のせいで一時帰国ができなくなるなんて許せないけれど
彼を責められない兄は、悶々としていました。
そこで、実は一番あきらめられなかった私が決行を決断!
作戦は、解熱剤で一時的に熱が下がるタイミングで移動する、
という単純かつ大胆?なものでした。

搭乗時刻から逆算して解熱剤を飲ませ、
自宅から飛行機に乗るまでは何とか問題なく連れて行きました。
案の定、座席についてからだんだん熱が上がり顔も赤くなってきましたが、
乗ってしまったら覚悟を決めるしかありません。
離陸後間もなくから氷をもらい、
ひたすら息子のおでこを冷やし続けました。

そんな親のドキドキをよそに、
日本に行かれる嬉しさでニコニコ顔の本人は「ハリーポッターやってる!」と興奮し、
結局、私の膝に頭をのせたまま、日本到着までほとんど画面にくぎ付けだったのです。
そして、成田に到着した時には、なんとすっかり平熱になっていました。
「飛行機のハリーポッターのおかげだね!」と大喜びの兄弟。
一番胸をなでおろしたのはもちろん、私でしたが・・

飛行機(永根さん)


M.N(日本)
                         
                                  
    
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