2014/02/04

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トロントの冬

category - 未分類
2014/ 02/ 04
                 
カナダのトロントで迎える4回目の冬。
トロントは国内最大の都市といわれるだけあり、
比較的気温が高く積雪量の少ない住みやすい街です。

この冬はFreezing rain の脅威と美しさを経験しました。
Freezing rainとは地表の温度が非常に低く、
上空に暖かい空気があるときに起こる気象現象です。
木の葉や車など物の表面の温度が氷点下になっているため、
降った雨が物に接触すると瞬時に凍りつきます。

DSC_3850.jpeg


先日、アメリカからice stormがやってきて、
一夜のうちにトロント中を氷の世界に塗り替えてしまいました。
深夜ちらついていた雪が暴風雨に変わり、
数時間のうちに地表の物全てを凍らせました。

朝起きて窓越しに見た景色は白い雪で覆われただけのように見えたのですが、
外に出てみると地面は凍りついてスケートリンクのようにツルツル。
シーンと静まり返った住宅街で、ミシミシと軋むような音が聞こえます。
2階建ての家よりもさらに高い木の枝に数ミリの氷が張り付いて、
重みで下に垂れ下がる音です。

冬の間も枝にくっついていた赤い木の実が氷で覆われ、
ゼリーのお菓子のようになっている木もありました。
住宅地が神秘的な氷の世界に大変身し、目にするものが全て新鮮でした。
夜になると街頭のライトに照らされて木の枝が光るし、
晴天の朝は冬のやさしい太陽の光が高い木の枝の氷に反射して
キラキラと輝き数日間私たちを楽しませてくれました。

DSC_4333.jpeg

DSC_4318.jpeg


今年のトロントは寒さが厳しく、既に3回も-20度以下になる日がありました。
ice stormの時は市内の住民約250万人のうち、
約30万世帯が3日間から1週間の停電を経験しました。
気温が-15度以下の日もあり、寒さを凌ぐため
バーベキューコンロを室内で使用して一酸化炭素中毒で亡くなられた方もいましたし、
道路の凍結、ビルや橋の上から氷の塊が落下して事故にあったり、
怪我をした方も少なくありません。

毎日が晴天で雪遊びができるわけではなく、日照時間が短くてどんよりした日が多いのに
カナダの冬が嫌いになれない理由は、
自然が厳しさだけではなく、その美しさを見せてくれるからだと思います。

DSC_4336.jpeg


トロントは真冬でも見事な青空が広がり太陽が出ます。
そんな晴天の日に限って外は-15度以下の寒さなのですが、
防寒具に身を包み公園を散歩するのが冬の醍醐味です!

K.S(トロント)
                         
                                  
    
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