2013/06/13

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ふたつの卒業式

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2013/ 06/ 13
                 
アメリカのジュニアハイスクールの卒業式です。
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在校生による「威風堂々」の演奏にのり、
400人近い卒業生が整然と入場し席についていきます。

式の数日前、保護者あてに来た手紙には
「あなたの子どもの名前が読み上げられた時に、
 歓声をあげたり口笛を吹くことはやめてください」
といういかにもアメリカらしいと思われる内容が書いてありました。

以前はその歓声や口笛で次の生徒の名前がかき消され、
進行に支障をきたしていたそうです。

きっと子ども達も騒がしく、日本の卒業式とは大違いなんだろうと
勝手に思っていたのですが、見事に期待を裏切られました。
私語を交わすこともなく、長い式が終わるまで
きちんと席についている光景に正直びっくりしました。
ただ座っているわけではなく、式そのものを楽しみ参加している姿に感心しました。

かたや保護者の方はというと…

初めは静かでしたが次第に声を出す親も出始め、
こちらはイメージ通りのアメリカらしい光景でした。


日本に帰国後、公立中学校の卒業式にも参列しました。
厳かに粛々と行われるであろうとまた勝手に想像していたのですが…

騒ぎ立てる男子生徒がいたり、それを必死でなだめ制止する先生がいたりで、
驚きというよりショックを受けました。
また期待を裏切られる展開となったわけです。

ごく一部の生徒たちの行動ではありましたが、
アメリカの生徒たちがとても大人に思えました。

日本へ帰国する直前のアメリカでの卒業式は、
子どもだけでなく私にとっても大切な節目となりました。
渡米してからのさまざまな出来事が思い出され、
陽気なアメリカ人の中でひとり涙をこらえていた次第です。

日本(E.A)