2017/05/01

2017年05月

        

ベルリン州で今強いスポーツはバレーボール!

category - ヨーロッパ
2017/ 05/ 01
                 

 ドイツでスポーツと言えば、多くの日本人選手が活躍するサッカーのブンデスリーガを思い浮かべる方が多いと思いますが、ドイツで盛んなスポーツは他にもいろいろあります。ベルリンで、今すごい成績を出しているのが、昨シーズン、3タイトル(DVV[1]-PokalVBL[2]CEV[3]-Pokal)を一挙に勝ち取ったBerlin Recycling VolleysBRV)のチームです。Berlin05011

                   選手たちが登場する様子


 プロのバレーボールなんて日本でも観戦したことはありませんでした。ですので、比較する対象はないのですが、欧州のプロバレーは、一言で言うとエンターテイメントです。世界有数の強豪クラブがひしめきエキサイティングな試合を展開するだけでなく、チームのファンでなくとも十分楽しめる工夫が凝らされたイベントになっています。選手たちは炎と煙でつくられたトンネルからテーマソングと共に一人ずつ登場し、ゲーム間にはチアリーダーが登場!週末の試合であれば、子どもたちが楽しめるアトラクションもあり、思いのほか楽しく何度も観戦するうちにすっかりチームサポーターになりました。


 そもそも、BRVチームを観戦するようになったきっかけのひとつは、スタッフに日本人がいたことがありました。Co-Trainer(副監督)の真保綱一郎氏(堺ブレイザーズ現監督)は、まだチームが荒削りだった昨シーズンはじめから新監督のRoberto Serniotti氏の元で監督業を学ぶため単身べルリンにやってきました。日本人とイタリア人監督が率いるドイツのバレーボールチームとは、、、どこかで聞いた事のあるような組合わせですが、この興味深い日独伊連合チームは素晴らしい成果を残しました。新監督率いるBRVは、シーズン当初は正直冴えないチームだと思っていましたが、試合を重ねるうちに驚くほど変化し、シーズン終了時には、3タイトルを一挙に取るという偉業を成し遂げてしまいました。BRVは、これまでもタイトルを取ることはありましたが、継続してタイトルを取る程強いチームでもなく、ましてや1シーズンに複数のタイトルと勝ち取るということは一度もありません。昨シーズン終了時には、BRVの活躍やテレビのプレミアタイムニュースで取り上げられる事となり、突然選手たちはテレビに出演するようになりました。


 昨年スター選手達が高額の契約金で引き抜かれ、今シーズンは若いチームとなりましたがなかなか良い成績を出しています。DVV-Pokalは逃したもの、昨年同様VBLは決勝に残りました。現在Friedrichshafenと優勝争いをしています(VBLサイト)。また、CEV-Pokalから昇格したCEV Champions Leagueでも、先日強豪のモスクワチーム(Dynamo Moskau)をやぶり欧州最強の4チームとなりました。今月末(42930日)、優勝をかけた試合がローマで行われます(CEV-Champions Leagueサイト)。欧州バレーはインターネットサイトで無料観戦できるため、ホームゲーム以外でも簡単に試合観戦ができることも人気がある理由のひとつでしょうか。さて、今シーズンも後わずか、どのような結果になるのか楽しみです。


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                    VBLの準決勝戦の様子




[1] DVV (Deutscher Volleyball Verband)ドイツバレーボールクラブ

[2] VBL (Volleyball BundesLiga))バレーボール全独リーグ

[3] CEV (Confederation European Volleyball)欧州バレーボール